自然と調和した生き方
新年あけましておめでとうございます。
ここでのブログは、デザイナーの小田内さん、六代目蔵元の西堀さん、そして私と順番で書かせていただいているので、新年の挨拶がこのタイミングとなってしまいました。...
メリークリスマス!に樽酒
日本ではクリスマスで飲むお酒はワインやシャンパンが定番となっていますが、実は、日本酒にも、シュワシュワ感を持つお酒、爽快感が魅力の「スパークリング日本酒」はあります。
↓昨年は、こんなことを書い...
桜の時期ですね!
全国各地で桜の開花ニュースが流れる時期になりました。日本を代表する花といえば、桜(サクラ)を思い浮かべることも多いと思います。当蔵(西堀酒造)の位置する栃木県小山市は、小山市原産で薄紅色の花を咲...
「伝統的酒造り」のユネスコ申請決定
昨日、日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に申請決定となるニュースが発表されました。
・文化庁HPより(2022.3.10)
日本酒や焼酎、泡盛などのいわゆる"和酒"の酒造り技術は、...
自然と調和した生き方
新年あけましておめでとうございます。昨年2021年も新型コロナウィルスによる世界的な脅威に見舞われた年でした。そして今もなお先の見えない状況が続きますが、確実に言えることがあるのではないでしょう...
地酒の特徴を決めるもの
12月も中盤に差し掛かり、日本酒が最も飲まれる時期に入ってきました。昨年の今頃とは変わって、お酒を嗜むことの出来る機会も少しづつ回復してきたようです。全国各地には、地酒がとても多いのは、御存知の...
口噛みノ酒
むかし昔、世界に誇るSAKEは、若い女の子が噛んだお米でお酒を造っていたということ、ご存じでしょうか?唎酒師の教科書によると、日本酒造りの起源については、今から約2000年前の弥生時代の初めに伝...
自然に寄り添う「アニミズム的感性」とは
5月も中頃となり、田植えの季節となりました。米と水、そして菌。シンプルな原料を扱う我々酒蔵にとって、この大地と自然のもと、巡り巡って生かされているということを、田植えの始まるこの時期に感じます。...
「贅沢2.0」の日本酒
コロナ禍のゴールデンウィーク、自宅で過ごす家族が多かったのではないでしょうか。私も遠出の外出は無く、食べて、飲んで、読書して、寝て、トレーニングして、サウナに入って、妄想して、・・・と、かなり“...
蕎麦屋で日本酒
たまに一人で日本酒を飲みたくなる時がある。そんな時、必ず、思い浮かぶのが蕎麦屋だ。蕎麦屋で飲みたくなる理由は、「蕎麦屋でちょっと一杯」というのが、粋な大人への憧れであり、かっこいいと感じるからだ...
日本産酒類のメタモルフォーゼ
「日本産酒類」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。業界では、国税庁などの公的資料でもよくこの言葉が登場します。日本で造られた酒のことを指し、日本酒や焼酎といったいわゆる「和酒」だけでなく、ビ...
SAKE RE100が見据える時間軸
「旦那さん」「番頭さん」といった言葉を聞いたことがあるでしょうか?昔話などを聞いていると、よく出て来る言葉ですが、現代の日本ではピンとこない言葉だと思います。特に、平成生まれの私にはなかなかその...
新年あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。昨年2020年は新型コロナウィルス(COVID-19)という世界的な脅威に見舞われた年でした。私自身が身を置く酒造業の世界では、外食シーン・飲食店・居酒屋等に...
杉玉は語る
だんだんと寒くなり、蔵も一段と酒の香りで満ちてきた。続々と搾られる新酒の芳醇な香りは、冬の酒蔵らしさを感じさせる要素の1つだ。新酒の時期、酒蔵で恒例の風物詩となるのが、「杉玉(すぎだま)」だ。ご...
熱燗の季節
11月になり、寒くなりました。熱燗の季節、到来です。ビールやワインなどと比較すると、日本酒ならではの楽しみ方がお燗酒。燗をすることで、日本酒の持つ様々な要素が活性化され、香味が広がります。香味が...
麦ストローから考える、日本文化
先日のニュースでご存じの方も多いと思うが、スタバのプラスチックコップが紙に移行したようだ。参考:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200925/k100126...
秋がきた
今年も酒造りのシーズンがやってきた。秋だ。蔵では、今季の仕込み前の掃除や道具準備に着手している。ついこの間の暑すぎる異常な夏は過ぎ、気づけばすぐ近くの田んぼは穂を蓄えた一面の稲で覆われている。ク...
地方も日本酒造りも進化
かつて、ダーウィンは言った。「生き残るのは最も強い種でも、最も賢い種でもない。最も敏感に変化に対応できる種である」と。これは、「種」の話であるが、地域の成長と希望を創造するポイントとして、「地方...
世界における「日本酒造り」とは
世界における「日本酒造り」とはSAKEと日本酒は同一ではない、というのが業界の認識である。2015年、国税庁によって日本酒は「原材米に国内産米のみを使い、かつ、日本国内で製造された清酒」という定...
「日本酒」とはなにか
日本酒とはなにか永らく酒(さけ)と呼ばれてきた「日本酒」は、最近になって明確な定義が要請されてきた。グローバル化する資本主義経済社会の中で、海外へ向けていかに日本文化を伝えるか。和食同様、漠然と...
SAKE RE100加盟酒蔵について
日本酒の力で再エネシフトを推進し、地酒文化を守る。
加盟酒蔵は、業界の大半を占める全国各地の小規模酒蔵が主となります。
本プロジェクトを通じて将来の「再エネ100%醸造」を目指すとともに、地酒文化の継承と持続可能でエコな酒造りを実現します。
加盟酒蔵は下記の条件を満たすことが必要となります。
1.地産地消の「地酒」を大事にした酒蔵であること。
2.「SAKE RE100プロジェクト憲章」に賛同すること。
3. 将来的に再エネ100%に切り替えていく意志があること。
Charter
SAKE RE100プロジェクト憲章
1.「SAKE RE100」は、
酒蔵と地域へ還元できる循環モデルを作る。
➢富の地域循環
2.「SAKE RE100」は、
本ブランドの売上から「環境価値」の購入及びその他施策を行い、再生可能エネルギー普及を推進する。
➢再生可能エネルギーの普及
3.「SAKE RE100」は、
酒蔵業界、エネルギー業界、環境団体、RE100推進企業、地方自治体への周知をおこない、「再エネ醸造」を全国規模へ普及する。
➢文化の継承