SAKE RE100新サイトがプレオープン!

2020年4月に構想・準備を進めてきた「SAKE RE100」プロジェクトが、この度旧サイトからリニューアルしました!
◎SAKE RE100公式サイト(プレオープン)
https://sake-re100.com/
※7月に正式オープン(商品詳細公開)を予定
※旧サイトの過去記事は新サイトでもお読み頂けます
思えば、酒造業界に身を置く私にとって、エネルギー業界や電力の世界は全くもって門外漢であり、遠い世界でした。
たまたま、エネルギー業界専門の柏崎様とご縁があり、当たり前過ぎて気付かないエネルギーや電力の世界を学ばせて頂くにつれて、全世界ゴトであり人類ゴトだと感じるようになりました。

「日本酒で社会に何ができるのか。」
酒造業を生業とする者として、この問いは宿命的なものです。
数ある嗜好品の中で、國酒と呼ばれ、日本の歴史や文化を纏っている伝統産品である日本酒。
日本の酒は、時代や社会と呼応して生成発展してきたことが、その変遷を見てもよく分かります。

現代、気候変動問題が人類共通の課題となり、脱炭素の取り組みが世界中で進んでいます。
様々な論があれど、日本国は2050年カーボンニュートラルを掲げ、世界中の国や企業が環境対応を推進しているのが紛れもない事実です。
ところで、和食や文化、地域社会とつながり、自然と呼応する「日本酒」には、単なる美味しさの提供のみに留まらないポテンシャルがあると思います。
だからこそ、日本酒(SAKE)の力で、時代に即した再エネ普及のみならず、地域経済の再活性化や文化継承を推し進められるのではないか。
脱炭素社会における未来の日本酒造りを目指すと同時に、地域経済に根付いた地酒文化を守り、地域の未来をつくることはできないか。
そんな思いがあります。
「ロゴス(合理性)」から「ピュシス(自然)」へ。
SAKE RE100の、新たな取組みがスタートします!
西堀酒造六代目蔵元:西堀哲也