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エシカル消費?地球に優しい消費?

エシカル商品、
高コストのため総じて価格は高く、購入する人たちはお金に余裕のある人と環境意識が極端に高い人の為の商品―

環境に配慮した商品に対して、多くの人が抱く印象はこんなところではないでしょうか。

環境配慮型商品は、これまで何度も話題になっていましたが、モノを作る側からするとビジネスとして成立するのは難しく企業の社会的責任活動(CSR)の域を出なかったというのが私の印象です。

ただ、今、こうした商品を消費する行為、いわゆるエシカル消費(※1)は、ここにきて、注目度が上がっているのです。

(※1)
「エシカル(ethical)」を直訳すると、「倫理的」「道徳的」という意味になり、エシカル消費とは、自分、そして他の人や社会、地球環境、自然にとってもよいものを積極的に選ぼう!という消費活動です。日本では「倫理的消費」などとも呼ばれています。

こちらは、エシカル商品で話題のスニーカーの販売を手掛けるオールパーズさん。
https://allbirds.jp/pages/sustainable-practices

このお店、製品ごとに素材の調達から製造、廃棄に至るまでに排出する温室効果ガスの量も開示しているのです。価格は1万円台が多いそうですが、人気です。

こうした、エシカル商品、消費のカギを握っているのは、私たちのような一般市民です。

明日から全てをエシカル消費に変えるということは不可能ですが、自分が関心を持っている分野や食品などから1つでも日々消費するものを見直す事からはじめられるのです。

人に優しいフェアトレード商品(※2)を選ぶのも良いでしょう。

(※2)
フェアトレード商品は「適正な値付け」の上に取引された商品です。生産者への適正な価格の支払いや生産者の労働環境を守る等の基準をクリアした製品に付けられるフェアトレードマークの付いた商品を買うことは、発展途上国の生産地の方が適切な収入を得ることに繋がります。

あるいは、自然に優しいオーガニック製品を選ぶのも良いでしょう。
作成の過程で化学肥料や農薬を使っていないのが、オーガニック商品です。農地へのダメージや、生産者の健康被害も防ぐことができるためこれもエシカル消費です。

私は、近所の直売所で地元野菜を買っています。これもエシカル消費です。また、環境にやさしいエコバックを持つこともエシカル消費です。

是非、難しく考えるのではなく、自分の価値観に合うエシカル消費を探してみると面白いかも知れません。SAKE RE100で手掛ける日本酒を購入すること、日本酒でできるエシカル消費です。

小さなきっかけで変わりはじめる一人一人の行動が、世界を大きく変えていくのではないでしょうか。エシカル消費、これは、新しい「かっこいい!」になりそうな気がします。

唎酒師:柏崎和久

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