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日本酒業界にも「ゼロカーボン・アクション」を。

気候変動問題が人類共通の課題となってきていますが、2021年は「脱炭素」の国際経済戦争が始まった年と言われています。きっかけは、中国・習近平主席による2060年ゼロカーボン宣言と、脱炭素に舵を切るバイデン政権への移行でした。
この中国とアメリカの変化は、脱炭素が環境問題から経済問題へ変わったことを意味し、これから世界中で巨額のマネーが動くことになります。巨額の資金がクリーンエネルギー投資に向けられる仕組みづくりがあらゆる産業界で着々と進んでいます。近代の発展を支えてきた化石燃料の使用量を限りなくゼロにするためには、電力を生み出す発電システムのみならず、移動手段であるモビリティ、モノを生み出す生産プロセス、安心して暮らすことのできる都市インフラなどの、全てのエネルギー元をアップデートする必要があります。はたして、この世界共通の課題に日本は対応できるのでしょうか。ゼロカーボンに向けて政治が明確な方向性を示し、日本企業がテクノロジーでイノベーションを起こすことができるのでしょうか。
私は、できるかできないかについては、政治や企業経営のチカラが重要な役割を果たすかと思いますが、もっと大切なことは、一人ひとりの認識と行動だと思っています。当然、日本酒造りも現在の化石燃料の時代から、再エネ利用がスタンダードになる未来が予想されます。「SAKE RE100」のテーマ、「再生可能エネルギーで日本酒を醸す」は単なるお題目ではなく、プロジェクトに関わる私たちの認識と行動が刷り込まれたものです。海外に目を向けると、ワイン業界やビール業界はじめ、世界各国で再エネ利用が進んでいます。日本酒は、輸出金額が年々過去最高を更新していることからもわかるように、世界的に目を向ければ注目を浴びているポテンシャルのある商品です。「SAKE RE100」は、ビジネスのチカラで、国の未来を動かすことができるものと信じています。私は、まだまだ若い人に負けないよう挑戦を続け、かっこいい大人になりたいと思います。現在、4月に向けてサイト公開を準備中です。唎酒師:柏崎和久

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