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外(そと)側の課題に目を向ける

昨日、ロシアがウクライナに侵攻し、"戦争"状態に突入したことがニュースとなっています。そしてここ最近、身近な原油やガスの価格が高騰し、光熱費もどんどん上がり、あらゆる資材コストをはじめ価格改定(値上げ)のラッシュが続いていることはご存知のとおりです。挙げればキリがありませんが、物理的には遠い国の話であっても、身のまわりの値段の価格からあらゆる業界にまで影響し、世界中全てが繋がっていることを改めて実感させられます。


(出典:https://www.businessinsider.jp/post-249700)新型コロナウィルス(COVID-19)という世界規模の感染症脅威もそうですが、ますます地球規模で認識を共有する時代にあります。自国第一主義に各国は傾き、内(うち)に閉じる時代への揺り戻しが起きているとも言われます。しかし、それも結局時間の問題であって、”外(そと)との接触なくして内(うち)は認識できない”わけですから、外(そと)を「見ないふりをする」ことは永遠にはできません。「外国のニュースなんて、どこまで報道する意味があるのか?」「全員に関係のないニュースを、キー局で報道する意味なんて無い。」「個の時代、関心のあるYoutubeだけ見てればいいのでは。」などといった意見は、メディア論や教育論の中でも昔からあるわけですが、適切に(ある程度強制的に)外を知る機会というのは、あって然るべきだと思います。

翻って、酒造りの世界に再生可能エネルギーを入れていくという話などは、少なくとも業界内ではまず皆無でしたし、いままで明らかに外(そと)の話でした。もっといえば、現代人にとっても気候変動問題や環境問題は、普遍的でスケールが大きくなってしまう分、外(そと)の話として認識することが一般的であったと思います。身近な生活まわりに影響が出始めて/ようやく/強制的に、課題を認識するのが人間ともいえますが、外(そと)に目を向け関わる(知る)ことで、自らの存在意義やすべきことがクリアになってくるとも思います。「規模でみれば、世界全体に向けたインパクトなど微かに過ぎない」といった消極的思考は何事にも付き物です。しかし、どんな規模であれ、仕事であれ、小さな最初の一歩は、世界を変えていくポテンシャルを秘めていると信じています。西堀酒造六代目蔵元:西堀哲也

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