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再エネがスタンダードとなる未来

再エネと聞いて、まず思うことは何か。再生可能エネルギーそのものには、賛同する人は多いだろうと思う、しかし導入が進まない現実があり、その筆頭とも言えるべき感覚がある。それは、「結局、割高でしょ。」ということだ。とはいえ、驚くべきことに、石炭が圧倒的に安い日本は、世界では例外的であるらしい。例:下記動画2019年時点で、再生可能エネルギーが最も安い国がなんと世界の3分の2を占めているということだ。当蔵を含め、酒造業は小規模な蔵が大半である。電力をはじめ、エネルギーを調達する際のコストには、非常にシビアにならざるを得ない現実がある。ただでさえ国内の清酒需要は右肩下がりの中、コスト面を増加させるなんて、経営判断として何をしているんだということにもなるだろう。ただ、これからの未来は、変わっていくのではないかと思う。動画でも小泉環境大臣が発言されているが、再エネ需要が上がれば、再エネがスタンダードになる。一挙には難しいかも知れない、しかし再エネが今後の社会に必要であるというムーヴメントは起こし続けなければ何も始まらない。日本酒なんて、GDPや産業構成比でみたら本当に微々たるものかも知れない。けれども、生活と文化に溶け込む日本酒だからこそ、できることがあるはずだ。SAKE RE100プロジェクトでは、再生可能エネルギーを溶かし込んだ日本酒を造っていく。電力は再エネが普通、という時代が日本の外では着々と到来しているようだ。 文:西堀哲也

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