地方の時代はSAKEの時代
巷では「地方創生」「地方の時代」と言われている。地方が見直されていることは、宇都宮に生活基盤を置く者としては「やっときたか!」の感がある。宇都宮で生まれ育ち、大学とその後の会社勤めで、都内に暮ら...
エネルギーと日本酒の「地産地消」
従来、日本酒は郷土色豊かな飲み物であった。日本酒の醸造責任者である杜氏は、南部杜氏、丹後杜氏、越後杜氏などと呼ばれて、日本それぞれの地域性を生かしてその土地ならではの日本酒造りが継承されてきた。...
世界における「日本酒造り」とは
世界における「日本酒造り」とはSAKEと日本酒は同一ではない、というのが業界の認識である。2015年、国税庁によって日本酒は「原材米に国内産米のみを使い、かつ、日本国内で製造された清酒」という定...
「日本酒」とはなにか
日本酒とはなにか永らく酒(さけ)と呼ばれてきた「日本酒」は、最近になって明確な定義が要請されてきた。グローバル化する資本主義経済社会の中で、海外へ向けていかに日本文化を伝えるか。和食同様、漠然と...
「ものづくり」の射程
日本酒造りを行う我々酒蔵は、「ものづくり」の産業である。すなわち、有形のモノを商品として製造し、世の中に出荷している。有形の「ものづくり」の大半は、物質に規定された世界の物理的構造を「変容」「加...
SAKE RE100加盟酒蔵について
日本酒の力で再エネシフトを推進し、地酒文化を守る。
加盟酒蔵は、業界の大半を占める全国各地の小規模酒蔵が主となります。
本プロジェクトを通じて将来の「再エネ100%醸造」を目指すとともに、地酒文化の継承と持続可能でエコな酒造りを実現します。
加盟酒蔵は下記の条件を満たすことが必要となります。
1.地産地消の「地酒」を大事にした酒蔵であること。
2.「SAKE RE100プロジェクト憲章」に賛同すること。
3. 将来的に再エネ100%に切り替えていく意志があること。
Charter
SAKE RE100プロジェクト憲章
1.「SAKE RE100」は、
酒蔵と地域へ還元できる循環モデルを作る。
➢富の地域循環
2.「SAKE RE100」は、
本ブランドの売上から「環境価値」の購入及びその他施策を行い、再生可能エネルギー普及を推進する。
➢再生可能エネルギーの普及
3.「SAKE RE100」は、
酒蔵業界、エネルギー業界、環境団体、RE100推進企業、地方自治体への周知をおこない、「再エネ醸造」を全国規模へ普及する。
➢文化の継承