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SAKEの3つのおいしさ

酒には3つのおいしさがあるということをご存じだろうか?一つは、誰もが感じたことのある「生理的なおいしさ」。私は、サウナ好きだが、サウナ後のビールは美味い。この時感じるおいしさは、「生理的なおいしさ」だ。「体が冷え切る寒い時に燗酒は美味い」「スポーツをして疲れ切った時にレモンサワーは美味い」などもある。食でいうと、「空腹時には糖分の多い料理がうまい」ということも、「生理的なおいしさ」に入る。この生理的なおいしさ(価値)を提供するためには、お酒を楽しむ人への深い「観察力」が欠かせない。優れた料理人は、お客のその日の顔色をみて、塩を足したり引いたりできる。それは、深い「観察力」があるからだ。二つ目は、「故郷の料理がおいしい」「お袋の味がおいしい」など、「習慣的なおいしさ」だ。この習慣的なおいしさ(価値)を提供するためには、お酒を楽しむ人(食する人)との深い「会話力」が欠かせない。「会話力」から、その人、個人のパーソナルな部分を引き出すことが大事となる。そして、最後の3つ目は、「精神的なおいしさ」だ。「妻や恋人が作ってくれた愛情たっぷりのお弁当」などで、大切な人が用意してくれたものに価値があることは当然だ。実際に酒蔵に足を運び、酒造りに触れ、その蔵の酒のファンになる人は、「精神的なおいしさ」を味わっていると言える。SAKE RE100では、酒造りの大切さを伝えたり、蔵人の思いを伝えていきたい。「精神的なおいしさを提供することで、社会を変えることができる」と、SAKE RE100は考えている。経済合理性を追求してきた平成から、精神的な豊かさを追求する新時代、令和の時代に即した取組みとしたい。唎酒師:柏崎和久

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