
SAKEの魅力
日本酒は、国内では若い世代にも好まれ始め、和食ブームと共に海外でも「SAKE」の愛称で強い人気を誇っています。
あらためて日本酒の魅力って何だろうか。
久しぶりの投稿を機に整理してみたくなりまし...

日本酒蔵が、ウイスキー⁈
暖かい季節になってきましたね。市場最早で桜が満開になるなど、冬の寒さを忘れてしまいそうです。
連日まだまだ酒造りが終わりませんが、蒸米を冷ます速度や洗米の吸水速度など、外気温との調整が難しい季節...

自然と調和した生き方
新年あけましておめでとうございます。
ここでのブログは、デザイナーの小田内さん、六代目蔵元の西堀さん、そして私と順番で書かせていただいているので、新年の挨拶がこのタイミングとなってしまいました。...

吟醸造りの時期です
年も明け、朝には氷点下の日も出てまいりました。
1月の日本酒蔵は、いよいよ大吟醸をはじめとした出品酒の酒造りが始まっている所が多いです。「吟醸造り」という長期低温発酵製法で、麹造りから酒母、醪に...

メリークリスマス!に樽酒
日本ではクリスマスで飲むお酒はワインやシャンパンが定番となっていますが、実は、日本酒にも、シュワシュワ感を持つお酒、爽快感が魅力の「スパークリング日本酒」はあります。
↓昨年は、こんなことを書い...

日本酒・新酒のできあがり風景
いよいよ本格的に寒くなってきました。今季最強寒波のニュース、積雪の風景がテレビでも登場してきましたね。
酒蔵は、年末が最も忙しく、出荷のピークとともに酒造りも進みます。
当蔵でも新酒は続々と搾っ...

エネルギーと生物の関係性は?
先日、酒蔵に来訪されたある方から聞いた興味深いお話。
西堀酒造では透明タンクを用いたLED光照射の醸造※を行っているのですが、酵母に負荷を与える原理や方法を説明していた中で、雷が落ちた木のキノコ...

日本酒造りがはじまる時期です!
今年も酒造りが始まりはや1ヶ月が経とうとしています。
多くの酒蔵で、酒造りが始まってきたニュースが出てくる時期です。
うちの蔵(西堀酒造)では、1本目の上槽(搾り)が終わり、これからどんどん続い...

10月1日は日本酒で乾杯!
10月1日は何の日でしょうか?
そうです、「日本酒の日」です!
1978年に日本酒造組合中央会が「10月1日は日本酒の日」と定め、毎年10月1日には國酒で乾杯イベントが全国各地で行われます。
...

酒神がもたらす酒の力
9月に入り、いよいよ日本酒造りのシーズンが約1ヶ月後に始まります。
最後のあがきとも言わんばかりに、先日は久々に陶酔気分を味わっておりました。人と一緒に飲めば話も弾み、やはり良いものです。
酒...

日本酒の風味を伝えるということ
日本酒をお猪口ではなく、ワイングラスで嗜む。そんなシーンが、業界でも多くなってきました。香りをより楽しむことのできる日本酒が、ここ数十年の技術発展によって可能となってきたからです。
日本酒の風味...

隠れた「並行複醗酵」とは?
暑い時期に飲みたいお酒は、ビールという方も多いのではないでしょうか。
日本酒を造り販売している私から見ても、やはり夏場はキリッとビールというのは頷けるものですし、美味しいですよね。
日本酒は度数...

SAKE RE100への想い。
日本酒から世界を変える。大胆な目標かもしれませんが、できそうな気がしています。
◎SAKE RE100公式サイト(プレオープン)https://sake-re100.com/※7月に正式オープン...

甑倒し(こしきだおし)
早いもので桜が開花の季節となりました。
日本酒造りの世界も、甑倒し(こしきだおし)が終わった酒蔵も続々と出てきており、鑑評会出品や今年の新酒の出来栄え評価や、次回に向けた反省などが行われていく時...

「伝統的酒造り」のユネスコ申請決定
昨日、日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に申請決定となるニュースが発表されました。
・文化庁HPより(2022.3.10)
日本酒や焼酎、泡盛などのいわゆる"和酒"の酒造り技術は、...

富山×日本酒⇒ドンペリ⇒挑戦⇒∞(無限大)
富山にいました。富山の地酒を楽しむ時間もなく、帰路、北陸新幹線の車中で書いています。
(富山駅の地酒を飲めるお店)さて、突然ですが、富山×日本酒で何を思い浮かべるでしょうか?富山×日本酒から、...

日本酒の輸出が好調。では国内は?
先日2月7日、2021年度の日本産酒類の輸出統計が発表されました。財務省貿易統計によれば、日本酒の輸出は12年連続で伸び続け、数量・金額ともに、前年の約1.5倍の増加率を遂げています。急激な伸び...

吟醸酒の麹造りとは
寒い日が続いていますね。全国各地で大雪のニュースが見られるこの時期、酒蔵は吟醸酒の仕込みにとりかかることが多いです。1月,2月の仕込みは非常に神経を使います。精米歩合50%以下、つまりお米を最も...

自然と調和した生き方
新年あけましておめでとうございます。昨年2021年も新型コロナウィルスによる世界的な脅威に見舞われた年でした。そして今もなお先の見えない状況が続きますが、確実に言えることがあるのではないでしょう...

スパークリング日本酒
メリークリスマス!今日はクリスマスイブ。日本ではクリスマスで飲むお酒はシャンパンが定番となっていますが、実は、日本酒にも、シュワシュワ感を持つお酒はあるのです。爽快感が魅力の「スパークリング日本...

地酒の特徴を決めるもの
12月も中盤に差し掛かり、日本酒が最も飲まれる時期に入ってきました。昨年の今頃とは変わって、お酒を嗜むことの出来る機会も少しづつ回復してきたようです。全国各地には、地酒がとても多いのは、御存知の...

樽酒
皆さん、お正月はどんなお酒を飲むのでしょうか?お正月になると、鏡開きの演出を一度でも目にしたことある方が多いのではないでしょうか。そうです。私は、決まって、樽酒を楽しみます。
樽酒とは、日本酒...

酒質評価の最前線
当蔵にはこの時期、酒蔵見学でお客様は毎週いらっしゃいます。蔵の中に入ったとき、「お酒の香りがしますね」と皆さんおっしゃいます。香りを司るのは、主に酵母です。酵母は、多くの種類があり、青りんごのよ...

熱燗の季節
寒くなりました。特に朝晩の冷え込みを感じる時期になりました。こんな時の晩酌は、体の芯から温まる「燗酒」に限ります。「熱燗」と言っても、この世界は実に深く、一言に「燗酒」といっても温度によって様々...

新酒しぼりたて出荷シーズン到来
今季はまだまだ暖かい日も多く、朝の仕込み温度が高い日も多いため苦戦しております。連日の酒造りも本格化し、上槽(搾り)や瓶詰めも重なり、年末にかけての出荷最盛期シーズンに突入してまいりました。もう...

日本酒造りの三段仕込みとは
季節の変わり目、長袖必須の時期になってまいりました。
気温が冷え込めば酒蔵としては仕込みがとてもやり易くなるため、まだ冷えないか冷えないかと待ち遠しくもあります。
日本酒は、低温の温度帯で発酵さ...

蔵癖(くらぐせ)とは
蔵癖(くらぐせ)とは蔵癖(くらぐせ)という言葉を、聞いたことはあるでしょうか?酒蔵は全国津々浦々に存在する酒蔵は、一つとして同じ環境のものはありません。地域によっての気象条件はもちろんのこと、建...

日本酒の日、日本酒で乾杯!
皆さん、知っていますか?今日、10月1日が「日本酒の日」であることを。10月になると、多くの蔵で酒造りが始まる時期だからですが、10月1日が、日本酒の日になったもう一つの理由は、十二支が関連して...

お酒の神様、松尾大社
ソフトバンクの孫会長は、石川県の金劔宮(きんけんぐう)への参拝を欠かさないといいます。また、「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助さんは、京都の石清水八幡宮が参拝先だったそうです。歴史に名を残した偉...

製造計画と環境
9月に入り、今年も残すところあと3分の1になりました。酒蔵は、今年の日本酒造りの準備にさしかかる時期です。四季醸造などを除けば、多くの酒蔵は10月前後からその年の酒造りを開始します。一般的に、日...

己の舌で利き、味わう
以前、こちらの記事で夏場の酒蔵風景、「呑み切り」についてご紹介しました。夏を越すひやおろし出荷前の時期には、熟成度合いやタンクの状態を見極め、必要に応じてブレンド(調合)作業を行っていきます。必...

日本酒もエネルギーも地方の時代
私たちが使う電力が火力発電や原子力発電の大規模集中型電源から「再生可能エネルギー」に代わると、私たちの暮らしは良くなると言われています。「再生可能エネルギー」が地域で循環すれば、地域でお金が回り...

夏場の酒蔵「初のみきり(初呑切り)」とは
連日暑い日が続きます。このような日が来ると、もうすぐ秋が近づき次期仕込みの準備が始まるな、などと思う季節です。また、毎年6月~8月のこの季節、酒蔵ではその年初めての「のみきり(呑切り)」作業が行...

進化する日本酒造りの世界
日本には、異文化を取り入れ、独自にカスタマイズ・適応させる土壌があります。よく言われるように、ハロウィンやクリスマスを祝い、初詣では神社に参り、お寺で手を合わせ、チャペルで式を祝う、等々。ここに...

日本酒と哲学
「環境のための日本酒(SAKE)」を造り、人と自然が共生する持続可能な環境社会の実現を目指すプロジェクト、このプロジェクトでのビジネスパートナーである六代目蔵元、西堀さんの趣味は、哲学書を読むこ...

世界に向けた日本酒と多様性について
「多様性(Diversity)」という言葉があります。昨今では、人種・言語だけでなく、価値観や文化の違いといった広範囲なものが定義されています。多様であるという事実の中で、それぞれの差異や違いを...
SAKE RE100加盟酒蔵について
日本酒の力で再エネシフトを推進し、地酒文化を守る。
加盟酒蔵は、業界の大半を占める全国各地の小規模酒蔵が主となります。
本プロジェクトを通じて将来の「再エネ100%醸造」を目指すとともに、地酒文化の継承と持続可能でエコな酒造りを実現します。
加盟酒蔵は下記の条件を満たすことが必要となります。
1.地産地消の「地酒」を大事にした酒蔵であること。
2.「SAKE RE100プロジェクト憲章」に賛同すること。
3. 将来的に再エネ100%に切り替えていく意志があること。

Charter
SAKE RE100プロジェクト憲章
1.「SAKE RE100」は、
酒蔵と地域へ還元できる循環モデルを作る。
➢富の地域循環
2.「SAKE RE100」は、
本ブランドの売上から「環境価値」の購入及びその他施策を行い、再生可能エネルギー普及を推進する。
➢再生可能エネルギーの普及
3.「SAKE RE100」は、
酒蔵業界、エネルギー業界、環境団体、RE100推進企業、地方自治体への周知をおこない、「再エネ醸造」を全国規模へ普及する。
➢文化の継承