新年あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。 昨年2020年は新型コロナウィルス(COVID-19)という世界的な脅威に見舞われた年でした。 私自身が身を置く酒造業の世界では、外食シーン・飲食店・居酒屋等に連動して大きな打撃を受けており、 [...]
酒蔵の再エネシフトへむけて
12月は酒造期・出荷のピーク時期が並行する、再繁忙期だ。 例年だと、忘年会や新年会はじめ酒の消費量は大きく増加する。 ただ、今年はコロナ禍で業界全体の消費量は落ち込んでいる。 [...]
「寒造り」の季節へ
来週、今冬最初の寒波が襲来するらしい。 日本酒の世界には、「寒造り」という言葉がある。 酒造りをする側としては、だんだん良い季節になってきた。 [...]
杉玉は語る
だんだんと寒くなり、蔵も一段と酒の香りで満ちてきた。 続々と搾られる新酒の芳醇な香りは、冬の酒蔵らしさを感じさせる要素の1つだ。 新酒の時期、酒蔵で恒例の風物詩となるのが、「杉玉(すぎだま)」だ。 [...]
日本酒学(Sakeology)とは
「日本酒学」という学問があることをご存じだろうか。 世界初の試みとなる「日本酒学(Sakeology)」として新潟大学で開校されている。 日本酒学とは、日本酒の歴史や、製造方法、醸造学、発酵学、地域性、日本料理との相性、経済学や、健康、マナーまで、多岐にわたる。 [...]
常識外れの酒造り?
「想定外の酒」というものができたりする。 「できちゃった酒」などと揶揄されたりもする。 これは、造り手からすると、あまり良しとされるものでは無い。 [...]
熱燗の季節
11月になり、寒くなりました。熱燗の季節、到来です。 ビールやワインなどと比較すると、日本酒ならではの楽しみ方がお燗酒。 燗をすることで、日本酒の持つ様々な要素が活性化され、香味が広がります。 [...]
<色光照射発酵>酒の試験醸造をはじめます
10月に入り、連日酒造り作業が蔵では始まっています。 まだまだ「寒造り」には暑い気温が続き、蒸米の放冷には悪戦苦闘する日々が続いておりますが、 着々と仕込みが完了したタンクが増え、蔵の中は酵母が放つ香りで満ちてきました。 [...]
SAKEの未来を握る「唎酒師」
日本酒のソムリエ「唎酒師」。 飲食店をはじめ、様々な業界で活躍しているが、私はエネルギー業界に立つ「唎酒師」だ。 資格認定をする「日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会」(SSI)によると、「唎酒師」は、日本酒を造る酒蔵と消費者の間に立ち、季節やシチュエーションなどを考慮して、日本酒の美味しい飲み方を提案するプロフェショナルだとのこと。 [...]
国酒と呼べるか!?
「國酒」という言葉をご存知だろうか? 日本酒業界ではかなり浸透した”業界用語”で、「國酒」とは日本酒と泡盛をいう。 「國」の字が「国」でないところが、歴史や文化、伝統を感じる。かっこいい。 [...]
SAKEの3つのおいしさ
酒には3つのおいしさがあるということをご存じだろうか? 一つは、誰もが感じたことのある「生理的なおいしさ」。 私は、サウナ好きだが、サウナ後のビールは美味い。 [...]
秋がきた
今年も酒造りのシーズンがやってきた。 秋だ。 蔵では、今季の仕込み前の掃除や道具準備に着手している。 [...]