蕎麦屋で日本酒
たまに一人で日本酒を飲みたくなる時がある。 そんな時、必ず、思い浮かぶのが蕎麦屋だ。 蕎麦屋で飲みたくなる理由は、「蕎麦屋でちょっと一杯」というのが、粋な大人への憧れであり、かっこいいと感じるからだ。 [...]
日本産酒類のメタモルフォーゼ
「日本産酒類」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 業界では、国税庁などの公的資料でもよくこの言葉が登場します。 日本で造られた酒のことを指し、日本酒や焼酎といったいわゆる「和酒」だけでなく、 [...]
SAKE RE100が見据える時間軸
「旦那さん」「番頭さん」といった言葉を聞いたことがあるでしょうか? 昔話などを聞いていると、よく出て来る言葉ですが、現代の日本ではピンとこない言葉だと思います。 特に、平成生まれの私にはなかなかその感覚がわかりません。 [...]
新年あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。 昨年2020年は新型コロナウィルス(COVID-19)という世界的な脅威に見舞われた年でした。 私自身が身を置く酒造業の世界では、外食シーン・飲食店・居酒屋等に連動して大きな打撃を受けており、 [...]
杉玉は語る
だんだんと寒くなり、蔵も一段と酒の香りで満ちてきた。 続々と搾られる新酒の芳醇な香りは、冬の酒蔵らしさを感じさせる要素の1つだ。 新酒の時期、酒蔵で恒例の風物詩となるのが、「杉玉(すぎだま)」だ。 [...]
熱燗の季節
11月になり、寒くなりました。熱燗の季節、到来です。 ビールやワインなどと比較すると、日本酒ならではの楽しみ方がお燗酒。 燗をすることで、日本酒の持つ様々な要素が活性化され、香味が広がります。 [...]
麦ストローから考える、日本文化
先日のニュースでご存じの方も多いと思うが、スタバのプラスチックコップが紙に移行したようだ。 参考:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200925/k10012634971000.html アイスコーヒーなど冷たい飲料を入れるカップを、プラスチック製から紙製に変更するとのこと。 [...]
秋がきた
今年も酒造りのシーズンがやってきた。 秋だ。 蔵では、今季の仕込み前の掃除や道具準備に着手している。 [...]
地方も日本酒造りも進化
かつて、ダーウィンは言った。 「生き残るのは最も強い種でも、最も賢い種でもない。最も敏感に変化に対応できる種である」と。 これは、「種」の話であるが、地域の成長と希望を創造するポイントとして、「地方創生」にも言えることだ。 [...]
世界における「日本酒造り」とは
世界における「日本酒造り」とは SAKEと日本酒は同一ではない、というのが業界の認識である。 2015年、国税庁によって日本酒は「原材米に国内産米のみを使い、かつ、日本国内で製造された清酒」という定義がされた。 [...]
「日本酒」とはなにか
日本酒とはなにか 永らく酒(さけ)と呼ばれてきた「日本酒」は、最近になって明確な定義が要請されてきた。 グローバル化する資本主義経済社会の中で、海外へ向けていかに日本文化を伝えるか。 [...]
「和食」とは何か
和食とは何か 日本人ならば当然、「和食」という言葉は知っている。 しかし、明確な定義を答えることはなかなか難しいのではないか。 [...]