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人類共通の課題と”構造”

ようやく、観光地も賑わいを見せてきました。地元栃木県では、連日ニュースでも日光はじめ観光名所の賑わいが特集されています。

出典:https://www.fnn.jp/articles/-/263980

 

紅葉狩り、温泉、食事とお酒。ホテルや旅館も連日満室の所も出始め、活気が戻ってきたように思います。まだまだ安心はできませんが、日常に彩りが戻ってくることを切に願うばかりです。さて、先日衆議院選挙も終わり、先日2日にイギリスで開催されたCOP26では、岸田首相が改めて気候変動問題に対する日本の姿勢を改めて表明しています。

出典:参照サイト

 

「気候変動が人類共通の課題である」という認識を、世界の主要各国がしているということ。これは、もはや見過ごすことのできない事実です。事象に対して、「問題である」と認識するかどうか。これは倫理的姿勢であり、特に気候変動問題については、昨今「地球倫理」として提示されます。気候変動というテーマは、単なる科学の一領域を超えており、国の威信や覇権争いといった政治経済に関わることもさることながら、テーマが「地球」規模である以上、人間の存在意義そのものまで遡り問う哲学的テーマでもあります。

出典:参照サイト

 

記事抜粋:グレタさんはCOP26について「政治家や権力を持つ人たちが、気候変動の影響を受けている人がいるという現実を深刻に受け止めているふりをしているだけだ」と指摘し、会議に参加している各国首脳を批判しました。「EV車に全面切り替えしなければならない」「化石燃料は廃絶だ」等々、眼の前の事象だけを見て功罪を断じることは簡単ですが、簡単にスイッチできない理由もあることは確かです。日本は途上国などの気候変動対策支援に今後5年間で最大100億ドルを追加支援すると表明しました。しかし、課題を解決する本質的な実行施策とは一体、どんなことでしょうか?現代思想のひとつに、人間の社会的・文化的現象の裏側には目に見えない”構造”があると考え、明らかにしていく「構造主義」という考え方があります。人類規模にかかわる課題こそ、我々の行動様式を決める”構造”なるものを想像した上で、より本質的な施策と行動をする必要性を感じます。大小様々な課題が世の中溢れかえっている中で、自身は何と関わっていくか、その姿勢は常に問われていると感じます。私が身を置くのは清酒製造業というマイナーな二次産業ですが、原料・資材の調達、製造、販売、どれをとっても”構造的な”課題はまだまだ残っています。さらに、再エネにシフトする時代のダイナミズムを受け入れるためには、構造から見直さない限り実現が難しいことは多いです。SAKE RE100を通じて、認識する課題に対して、一つ一つアクションしていきたいと思います。西堀酒造六代目蔵元:西堀哲也

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