メインコンテンツにスキップ

「RE100」を実現する方法

(出典:Japan-CLT)10月26日、菅首相は所信表明演説の中で温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロとする目標を宣言した。「もはや、温暖化への対応は経済成長の制約でははい」「積極的に温暖化対策を行うことが、産業構造や経済社会の変革をもたらし、大きな成長につながるという発想の転換が必要」このように述べた。今回の所信表明により、新たなエネルギー基本計画ではどのような目標値を掲げるのかに注目が集まっている。私にとって、「SAKE RE100」は再エネを普及させる発想の転換だと思っている。耳慣れない言葉のため「よく知らない」という方も多い「RE100」。「RE100」を伝えるにあたって、日本人なら誰もが知っている日本酒から始めても良いのだ。では、どうすれば、「RE100」になるのか?「RE100」、すなわち、事業運営を100%再生可能エネルギーで調達するためには、自社の施設で再生可能エネルギー電力を発電し、事業運営を行う方法がある。例えば、敷地に太陽光パネルを設置し、自家発電を行う。あるいは、再生可能エネルギーで発電された電力を市場や発電事業者から購入する方法もある。日本では、2016年に電力小売事業が自由化され、電力会社を選べるようになり、自家発電が難しい場合でも、小売事業者を通して調達することが可能だ。こうしたことは、「RE100」に加盟する大企業に限った話ではない。最近、中小企業版「RE100」の「RE Action」も誕生した。少しずつであるが、再エネが我々にとって、身近になりつつあるのだ。<RE Action ホームページ>気候変動が危機的な状況にあるなか、日本では脱炭素化の進展が遅れていた。いまこそ、再エネ普及へのシグナルを放つのは、日本酒業界であっても良い。再エネで、SAKEを醸す。現在の化石燃料の時代から、再生可能エネルギーの時代が到来すれば、酒造りも再エネ利用がスタンダードになるだろう。唎酒師:柏崎和久

ショッピングカート

カートは現在空です
ショッピングを続ける
お問い合わせ頂きありがとうございます。 購読ありがとうございます 再入荷のお知らせをします The max number of items have already been added There is only one item left to add to the cart There are only [num_items] items left to add to the cart