新年あけましておめでとうございます。

昨年2020年は新型コロナウィルス(COVID-19)という世界的な脅威に見舞われた年でした。

私自身が身を置く酒造業の世界では、外食シーン・飲食店・居酒屋等に連動して大きな打撃を受けており、
まだまだ先の見えない状況が続きますが、ここは時代の大きな節目と捉え、動的に種々手を打つ機会と捉える以外にありません。

日本全国の各地域に分散し、今なお小規模な酒蔵が8割近くを占める日本の1300以上の酒蔵は、
歴史と地域社会ともに共生・存続・醸成されてきた地域の「地酒」文化を纏っています。

日本文化の大きな特徴の1つに、八百万の神(多神教)をはじめとした、「多様性」「雑種性」「(動的な)和」があります。
日本全国各地には、土着の地酒、各地域の食文化にあった良酒が必ずあります。
どんなお酒にも個性が宿っており、自然の恵みから醸されたお酒は美味しいものばかりです。

私自身1酒蔵の人間ではありますが、未来の酒業界のためにできることを勘案・試行し、
積極的に動いていく年にしたいと思っております。

今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

令和三年 元旦

西堀酒造六代目蔵元:西堀哲也